Web開発チームの山本です。
WowTalkに絵文字リアクション機能がリリースされ、時間が少し立ってしまったのですが、自分の中でも思い出深い機能でもあるので、今回は絵文字リアクション機能の開発裏話を紹介します。
絵文字リアクション機能とは?
絵文字リアクション機能は、トーク上に投稿されたメッセージに対して12種類の絵文字で反応(リアクション)することができる機能です。メッセージに対してリアクションできるため、スタンプよりもカジュアルに使うことができます。詳しくは、こちらから!
なぜ絵文字リアクション機能を追加したのか?
日頃から多くのメッセージをWowTalkで行なっているため、スタンプがたくさん送信された際に、メッセージが流れてしまうという課題を感じていました。また、サービスコンセプトの1つでもある「感情」と絵文字リアクションとの親和性も高く、機能を追加する後押しとなりました。
開発で苦労したこと
機能開発時に大変だったことは、仕様の決定でした。リアクションの種類はもちろんのこと、何個まで選択できるか、リアクションした人を見せるかなど、想像以上に決めることが多く、技術部内でも何度も話し合いをしました。またWowTalkのヘビーユーザーである社内の人の声も聞きたかったので、共有のアンケート機能を使用して、リアクションの種類について社内からも意見を募っていました。面白かったのは、技術部内ではポジティブなリアクションだけでいいのではと話していたのですが、意外と社内の人からはリアクションの感情の幅があった方が良いと言う意見があったことです。確かに現在使用する中で、喜び以外の感情のリアクションを使用することがよくあるなと思っています。
個人的には、リアクションの追加・削除・更新などで起こるリアクション数の変更を適切に反映させることに、とても苦労しました。ただ追加するのに1リアクション増やす、削除するごとに1リアクション減らすでは、重複などのデータの矛盾が生じるため、メッセージが持つID(下のコードでいうと"messageId1"と"messageId2"のこと)をkeyにすることで、リアクションにアクセスしやすいようにしました。今回の実装で苦手に感じていた配列やオブジェクトの使い方にだいぶ慣れた気がします。
リリース前のハプニング?!
テストも落ち着き、そろそろリリースだとなった時に、絵文字の入れ替えが発生しました。もともとは割れたハートと泣いている顔文字を入れる予定でしたが、上からのお達しで変更することになりました。そこで新しく入れる絵文字になったのが、👌と🌹です。バラは、もともと技術部でメンテナンス時などでお疲れ様という意味を込めて、バラのスタンプを送りあっていました。そのお疲れ様の意味を込めて、今回の絵文字に追加しました。皆さんも、ぜひ相手を労う時にたくさんバラを送ってください!
まとめ
嬉しいことに、社内からも「絵文字リアクション便利!」というポジティブな声を聞くと、頑張って開発して良かったなと思います。まだまだ改善の余地もあるとは思いますが、ユーザーの方にドンドン使っていただけると嬉しいです。これからも更にサービスを進化させられるよう、頑張っていきます!
我々ワウテック技術開発部はこのような環境で開発をしています。
興味を持った方がいらっしゃればいつでもご連絡下さい。